ユダヤ教の誕生――「一神教」成立の謎
【重要】
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■商品説明
放浪、奴隷、捕囚。民族的苦難の中で遊牧民の神は成長し、ついには全宇宙を創造・支配する唯一なる神ヤハウェに変貌する。なぜ彼らは「一神教」を成立させ、「律法の民」となったのか? キリスト教やイスラームを生み、歴史の果てにイスラエル国家をも造り上げた「奇跡の宗教」の軌跡を、『聖書』の精読を通して、神理解の変化に焦点を当てつつ探究する。放浪、奴隷、捕囚。民族的苦難の中で遊牧民の神は成長し、ついには全宇宙を創造・支配する唯一なる神ヤハウェに変貌する。なぜ彼らは「一神教」を成立させ、「律法の民」となったのか? キリスト教やイスラームを生み、歴史の果てにイスラエル国家をも造り上げた「奇跡の宗教」の軌跡を、『聖書』の精読を通して、神理解の変化に焦点を当てつつ探究する。※本書の原本は、1997年10月、小社より講談社選書メチエとして刊行されました。
■著者
【荒井 章三著】
1936年、福井市生まれ。京都大学文学部哲学科卒業、立教大学大学院神学部組織神学専攻博士課程修了。松蔭短期大学助教授、神戸松蔭女子学院大学教授、学長を務める。神戸松蔭女子学院大学名誉教授。神学者、専攻は旧約聖書学。新共同訳聖書編集委員・翻訳委員。共編著に『ユダヤ思想』『旧約聖書を学ぶ人のために』、翻訳にG・フォン・ラート『旧約聖書神学(1・2)』、H・リングレン『イスラエル宗教史』、M・ウォーザー『出エジプトと解放の政治学』、R・レントルフ『神の歴史 旧約聖書の生成と思想』ほか多数。

